マダオの投資日記

日々の投資に見聞を書いていきます。素人の考えなんで参考にしちゃだめですよ。知識も特に無いんです

10/28 下落に転じた世界市場 市場環境を考えてみる

 

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「このショックの要因は何か?」

2018年10月は世界市場が大きく暴落した。

 

 要因はさまざまで、どれが原因かははっきりわからない。一番の要因はアメリカ経済の景気後退の兆しが見えたからと考える。優秀なAIが売りと判断し、HFも追随して売りが売りを呼ぶ展開となったとも言われているが、そもそもなぜAIが売りにまわったかも頭にいれておいていいかもしれない。大きなトレンドの天井を付けたからなのか、VIXが急騰したからかは解らないが、この要因は後になってわかるんだと思う。

 今はリーマンショックが意識されすぎて、どこかが破綻しない限り大丈夫という風潮にあるが、過去のアジア通貨危機や、ブラックマンデーオイルショック等、暴落の引き金になった要因に同じものは無い。起こったことのない謎の恐怖が市場をパニック化させ暴落を引き起こすのではないだろうか。私達の知らないところで事はすでに起こっているのかもしれない。ネットが発達し、SNSも急成長と遂げた今では個人の情報共有の度合いが上昇し、個人プレイヤーのトレードレベルは上がっていると考える。それ以上に機関投資家達もレベルがあがっているだろう。情報が簡単に入りやすいからこそ見逃してしまうことや、それでも見つからない何かが起こっていることは後の歴史でわかる。

アノマリー的に7,8のつく年というのは得てして何かしら起こる。景気は約10年で周期が変わっているように思える。今回もそのアノマリーに近いのかもしれない。リーマンショックは2008年、サブプライムローン問題が2007年だったことを考えると、今回が何かしらのトリガーを引いた可能性もある。すぐすぐ不景気なるとは思わないが、来年あたり鬼門だと考える。実体経済が影響受けるときはすでに金融市場は死んでいるもの。指数は良いものの、新興国や新興銘柄は今年中盤には下落を開始している。景気後退の予兆は新興国や新興銘柄が死んでいき、やがて大型の主要銘柄が死んでいくパターンが多いようだ。このことから好景気から反転している可能性は頭にいれておきたい。日本やアメリカの経済は順調であるが、今までが順調だから大丈夫というのはわからない。アメリカの大型新興銘柄(amazon等)の決算は市場の想定より悪く売られているものも多いことから頭には入れておきたい。

 

サブプライムローンリーマンショック個人投資家は気づいてなかったと考える。だからこそ逆張りで買い向かって死んでいったんだろう。歴史から見るなら、今後は売りを狙うことが順張りになると思う。売られているから買いよりも戻りを狙っていくのが有効な手ではないだろうか。今は暴落後のため反発が期待できるが、キャッシュポジションは増やしておくべき状況だと思う。特に買いレバレッジは掛けるターンでは無い。11月~12月にかけて反発相場があると考えるが、あくまで反発であり、戻りは大きく売られる可能性は見ておいたほうがいいかもしれない。枚数は貼らずに基本ショートを狙いたい。